岡山カルチャーゾーンの魅力再発見!
OKAYAMA
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SCOPE
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35ミリフィルム映写機を使用した懐かしのフィルム映画の鑑賞会を開催します。今年度は風俗喜劇に家族喜劇など、一風変わった喜劇特集!個性的な監督たちとユーモアあふれる俳優たち、さまざまな笑いを楽しめる作品を上映します。
※休憩11:37~12:37
1作品 500円
1日通し(4作品) 1,000円
■岡山県天神山文化プラザ
TEL:086-226-5005(9:00~18:00※月曜休館)
■ぎんざや
TEL:086-222-3244(岡山市北区表町1丁目10-35)
営業時間/平日10:00~18:00、土日10:00~17:00
■シネマ・コレクターズショップ映画の冒険
TEL:086-252-7606(岡山市北区奉還町3-1-30-103)
営業時間/平日:12:00~19:00、土日祝11:00~19:00
※月に1、2回平日に店休日あり(事前にご確認ください)
カレー、サンドイッチ、焼き菓子、コーヒー等
【飲食についてのお願い・お知らせ】
ホール内での飲食は禁止となっております。お食事は3階会議室をご利用ください。
【防寒についてのお願い】
ホール内は足元が大変冷え込みます。ひざ掛け等の防寒対策をお願い申し上げます。
1952年 松竹(大船) 渋谷実 監督
佐田啓二 柳永二郎 三国連太郎 淡島千景
井伏鱒二の同名小説と「遥拝隊長」の二つの短編をもとにした風俗喜劇の傑作。新人・三国連太郎の見事な演技と豪華な役者陣のアンサンブル、脚本の上手さ、ドライな感覚に鋭い風刺を盛り込んだ作風と演出が見どころ。町の老医師・三雲八春は、院長を甥の伍助に譲って一年目。今日は本日休診の札を掲げて、院長を始め看護婦たちを慰安旅行に出した。居残りの彼のもとに、次から次へと突飛な事件が舞い込んでくる。
1959年 宝塚映画 川島雄三 監督
フランキー堺 淡島千景 乙羽信子 小沼昭一
45歳で世を去った川島雄三監督の晩年の代表作。喜劇映画作家としての稀有な才能を存分に発揮したスラップスティック感覚あふれる快作コメディ。風変わりなアパートに暮らす奇妙な住人たちの生態を、下品さと紙一重の人間臭い猥雑さのなかに描く。人から頼まれたら断れない性格だが、素直になることを恥じて逃避してしまうフランキー堺演じる主人公は、川島監督の自画像とも言えるだろう。熟練のバイプレーヤーたちが、怒涛のように畳み掛けるアンサンブルも圧巻。
1971年 松竹 森崎東 監督
森繁久弥 中村メイコ 倍賞美津子
松竹の喜劇「女」シリーズの第1作。昭和の名優陣をキャストに迎え、庶民の生活からにじみ出る人間臭いエネルギーと喜怒哀楽をコミカルに描いたヒット作。ストリッパーを斡旋する芸能事務所を舞台に、人情に厚い経営者夫婦と「家族」として住む、身寄りがなく貧しいけれど逞しいダンサーたちの織り成す人情喜劇の傑作。脚本は監督である森崎東が、山田洋次と組んで執筆。
1994年 パイオニアLDC=サンダンス・カンパニー 金子修介 監督
佐野史郎 佐伯日菜子 風吹ジュン
少女漫画の第一人者、大島弓子の原作コミックを映画化したホームコメディ。乾いたタッチと抽象的なキャメラアングル、個性的なキャスティングで、日本の家族像を爽やかに戯画化した。東京郊外の新興住宅地に住む林海寺家は、父も母も再婚同士、娘はいじめにあって登校拒否、エリート・サラリーマンの父も出社拒否に陥っていた。そんな娘と父がある日奮起し、「何でも屋」を開業したことで家族の新しい展開が始まる。「平成ガメラシリーズ」「デスノートシリーズ」の金子修介監督の秀作。
主催:岡山県天神山文化プラザ優秀映画鑑賞推進事業実行委員会 国立映画アーカイブ
助成:岡山県天神山文化プラザ文化振興会
特別協力:文化庁 一般社団法人日本映画製作者連盟 全国興行生活衛生同業組合連合会
東映株式会社 東宝株式会社
協力:シネマコレクターズ映画の冒険
写真提供:国立映画アーカイブ
岡山県天神山文化プラザ(担当:中川)
Tel 086‐226-5005
<期間>
2024年2月10日(土)
詳細はこちら ▷ 天神山文化プラザ