イベント概要

OiBokkeShi「ポータブルトイレットシアター」

令和5年度 天プラ・ホールセレクション

 

令和5年度 天プラ・ホールセレクションに、OiBokkeShiが登場!
OiBokkeShiは、俳優で介護福祉士の菅原直樹を中心に2014年に岡山県にて設立、介護のジャンルを超えて近年多方面から注目される劇団です。高齢者や介護者と共に作る演劇公演や、認知症の人との関わりを考えるワークショップ等を実施しています。この春、97歳の看板俳優・岡田忠雄と菅原直樹の自伝的な作品「ポータブルトイレットシアター」を天プラ・ホールセレクションとして開催します。認知症の妻を介護する高齢男性が、演劇から得た“演じる知恵”を介護に生かし、生きがいを見出す様を描く本作を、どうぞお楽しみください。

 

 

<期間>
2023年5月27日(土)

 

関連企画/公開稽古
4月19日(水)
14:00〜15:30 ※無料(要予約)

公開稽古のご予約はこちら

 

<時間>
開場 14:40
開演 15:00

※受付開始は開演の30分前

 

<上演時間>
90分(予定)

構成・演出 菅原直樹

地域に「老い」「ぼけ」「死」の明るい未来をあぶりだす。
高齢社会の課題を「演劇」というユニークな切り口でアプローチする“OiBokkeShi”が天プラ・ホールセレクションに登場。

 

<あらすじ>
88歳の岡谷正雄は、同い年の、認知症を患っている妻・春江を介護していた。
ある日、岡谷はケアマネージャーに介護の悩みを相談していたところ、
ひょんなことから市民参加演劇のオーディションを受けに行くことになる。

看板俳優・岡田忠雄の実体験をもとに舞台化。
演技なのか素なのか、作品なのかワークショップなのか。
97歳が全身全霊で舞台上を駆け回る、驚愕の90分!

 

<出演>
岡田忠雄
菅原直樹
金定和沙
申瑞季

 

<会場>
天神山文化プラザ
1階 ホール

〒700-0814 
岡山市北区天神町8-54 

 

<チケット>
窓口チケット発売 【自由席/税込】
2023年3月7日(火)10:00

※WEBチケット発売は、3月下旬~4月上旬予定

 

<料金>

一般
前売 2,000円 
当日 2,500円

U-24、障がい者手帳をお持ちの方
前売当日共通 1,500円

※障がい者手帳をお持ちの方の介助者1名は無料
※U-24チケットは、公演日に満24歳以下の方を対象としたチケットです。チケット引き換え時に年齢明記の身分証の提示が必要です。

未就学児童の入場可

※4歳以上は有料500円
※3歳以下の膝上観劇は無料

 

<チケット取扱い>
・岡山県天神山文化プラザ2階受付窓口
 (9:00~18:00 ※月曜休館)

・ぎんざやプレイガイド
 岡山市表町1丁目10-35(10:00~18:30、土曜・日曜は9:30~17:00)

 

<プロフィール>

菅原直樹 | Sugawara Naoki
(OiBokkeShi主宰)

1983年栃木県宇都宮生まれ。桜美林大学文学部総合文化学科卒。劇作家、演出家、俳優、介護福祉士。「老いと演劇」OiBokkeShi主宰。四国学院大学非常勤講師、美作大学短期大学部非常勤講師。平田オリザが主宰する青年団に俳優として所属。

小劇場を中心に、前田司郎、松井周、多田淳之介、柴幸男、神里雄大の作品などに出演する。2010年より特別養護老人ホームの介護職員として勤務。2012年、東日本大震災を機に岡山県に移住。2014年「老いと演劇」OiBokkeShiを岡山県和気町にて設立し、演劇活動を再開。並行して、認知症ケアに演劇的手法を活用した「老いと演劇のワークショップ」を全国各地で展開。さいたまゴールド・シアターと共同し制作した『よみちにひはくれない 浦和バージョン』(2018年/世界ゴールド祭)、OiBokkeShi×三重県文化会館「介護を楽しむ」「明るく老いる」アートプロジェクト(2017年~)など、劇団外でのプロジェクト、招聘公演も多数実施している。

平成30年(第69回)度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞(芸術振興部門)を受賞。平成30年度(第20回)岡山芸術文化賞準グランプリ受賞。奈義町文化功労賞受賞。2019年度(第1回)福武教育文化賞受賞。令和4年度(第81回)山陽新聞奨励賞(社会部門)受賞。

 

OiBokkeShi

俳優で介護福祉士の菅原直樹を中心に、2014年に岡山県和気町にて設立。看板俳優は、認知症の妻を在宅で介護する岡田忠雄(97歳)。 「老人介護の現場に演劇の知恵を、演劇の現場に老人介護の深みを」という理念のもと、高齢者や介護者と共に作る演劇公演や、認知症ケアに演劇的手法を取り入れたワークショップを実施。2016年より活動拠点を岡山県奈義町に移す。超高齢社会の課題を「演劇」というユニークな切り口でアプローチするその活動は、演劇、介護のジャンルを越え、近年多方面から注目を集める。
OiBokkeShiの活動を密着取材したドキュメンタリー番組「よみちにひはくれない~若き“俳優介護士”の挑戦~」(OHK /2015年)が第24回FNSドキュメンタリー大賞で優秀賞を受賞。
岡田忠雄の日常を密着取材したドキュメンタリー番組「演じて看る」(KSB/2018年)が平成30年日本民間放送連盟賞で優秀賞を受賞。

 

<主催>
岡山県天神山文化プラザ / OiBokkeShi / 一般社団法人ベンチ

 

<お問い合わせ>
岡山県天神山文化プラザ
Tel 086-226-5005 
※9:00~18:00 
※月曜休館

 

 

詳細はこちら ▷ 天神山文化プラザ