イベント概要

西日本豪雨災害「大切なもの」無償応急処置 活動終了報告展 一枚のはがき  -「大切なもの」応急処置の8カ月-

 

「西日本豪雨災害『大切なもの』無償応急処置 出来る事を出来るだけチーム」は、西日本豪雨災害で被災された方々の日常にあった「大切なもの」を残すための応急処置(泥・カビ等の洗浄、紙の破れ補強、製本など)をボランティア活動として行っています。
「大切なもの」とは、子供さんの描いた絵や写真、お位牌、日記帳、母子手帳、賞状など、美術的・歴史的価値にとらわれず被災者様が「大切・残したい」と考えたものです。絵画修復士、表具師、画家など有志メンバー8名が中心となって2018年8月3日から活動を開始し、多くのボランティアさんとともに作業を進めてきました。
 この度、「大切なもの」を残す方法を皆さんに知っていただき、今後の災害時には一点でも多くの「大切なもの」を残してゆけることを目指して、これまでの活動報告展を開催します。

展示内容:西日本豪雨災害により水損した子供さんの絵画、作文、絵日記など、被災者様の「大切なもの・想い出のもの」を応急処置してきた8カ月(2018年8月3日〜2019年3月)。その応急処置方法、メンバーや多くのボランティアさんが参加して行ってきた様子を、処置済みの「大切なもの」と共にご覧いただきます。会期中は、「大切なもの」応急処置チームメンバーによる実演や報告会、ワークショップを開催します。

 

 

<期間>
2019年3月26日(火)~3月31日(日)

 

<会場>
天神山文化プラザ
3階 第2会議室

 

<料金>
無料

 

 

関連企画

 

●実演・体験
「写真の裏面洗浄」
会期中、展示会場内で随時開催。(担当が不在の場合もあります)
参加無料

 

●報告会
「被災写真の現状と応急処置&被災写真デジタル化の意義」
日時:3月26日(火)10:00~12:00
会場:展示会場内(3F第2会議室)
報告者:斎藤裕子(油彩画修復士)、蔵地武(デザイナー)、石原清(アートディレクター)
参加無料

 

●ワークショップ

○「西洋の装丁-チェーンステッチかがりのオリジナルメモ帳つくり-」
講師:魚井良人(造本家)
日時:3月26日(火)13:00~16:00
会場:展示会場内(3F第2会議室)
対象:どなたでも(小学校低学年以下は保護者同伴)
持参物:なし
定員:10人(要事前予約)
申込み・問合せ:天神山文化プラザ(086-226-5005)

 

○「日本の装丁-想い出の古布で折帖つくり-」
講師:大西享一(表具師)
日時:3月31日(日)10:00~11:30
会場:展示会場内(3F第2会議室) 注)開催場所が第1練習室から変更となりました。
対象:どなたでも(小学校低学年以下は保護者同伴)
持参物:お気に入りの古布(20×50センチ程度の薄めの布) 
*帯などの厚みのある布は使用できないことがあります。
*会場にもお使いいただける古布を準備しています。)
定員:10人(要事前予約)
申込み・問合せ:天神山文化プラザ(086-226-5005

 

 

 

引き続き、4月作業ボランティアを募集しております!
「大切なもの」応急処置 作業ボランティア募集

 

 

 

 

<お問い合わせ>
岡山県天神山文化プラザ
Tel 086-226-5005
(9:00~18:00、月曜休館)

 

 

詳細はこちら ▷ 天神山文化プラザ