イベント概要

生誕100年記念 高木聖鶴展

 

高木聖鶴(たかぎ せいかく)は大正12(1923)年総社市に生まれ、終戦後、「仕事以外に生涯を通じて学べるものを」と書を選び、書家の内田鶴雲に師事。日本や中国の古筆(こひつ)を研究し、特に仮名書の頂点といえる平安期の古筆を徹底的に臨書研鑽し、優美さと鋭さを兼ね備えた独自の書風を打ち立てました。昭和25(1950)年日展に初入選して以後、同展や朝陽書道会展等に作品を発表。平成29(2017)年93歳で没するまで70年以上の長きにわたり、自身の書作に励むとともに朝陽書道会会長、日展顧問、日本書芸院最高顧問等の要職を歴任。平成18(2006)年に文化功労者に選出、平成25(2013)年には岡山県内在住者として初の文化勲章を受章するなど、日本の書壇の発展に多大な功績を残しました。

本展は、高木の生誕100年を記念し開催するもので、各地の博物館施設や個人に収蔵される代表作、初期から最晩年まで100点の書作を一望するとともに、書家・高木聖鶴の心技を育んだ愛蔵の古筆や文房四宝を展覧します。

 

 

<新開催日>
2022年6月3日(金)〜 7月3日(日)

 

<開館時間>
9:00〜17:00

・6月3日(金)は10:00開館
・6月25日(土)は19:00まで夜間開館
・いずれも入館は閉館30分前まで

 

<休館日>
月曜日

 

<観覧料>
■前売券
【一般のみ】:800円(6月2日まで販売)

■当日券
一般:1100円
65歳以上:900円
大学生:500円
高校生以下:無料

学生証やシルバーカード等、年齢や所属が確認できる証明書をご提示ください
※障害者手帳等をご持参の方とその介護者1名は無料

 

<主催>
岡山県立美術館、山陽新聞社

 

<後援>
岡山県教育委員会、岡山市、岡山市教育委員会、総社市、総社市教育委員会、公益財団法人岡山県郷土文化財団、NHK岡山後送局、RSK山陽放送、OHK岡山放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、KSB瀬戸内海放送、エフエム岡山、レディオモモ、oniビジョン、公益社団法人岡山県文化連盟、一般財団法人岡山県国際交流協会、岡山日展会、岡山県書道連盟、朝陽書道会

 

 

●関連事業                                                          

 記念講演会 

「父・高木聖鶴」

日時:2022年6月5日(日)
14:00〜
会場:2階ホール
定員:180名 ※要申込み先着順
講師:髙木聖雨氏(高木聖鶴氏長男・謙慎書道会理事長・日本芸術院会員)

※要申込み
★申込み締切:5月20日(金)必着 / 5月23日(月)より返信

 

 記念対談 

「高木聖鶴の書とコレクション」

日時:2022年6月25日(土)
15:00〜
会場:2階ホール
定員:180名
講師:島谷弘幸氏(九州国立博物館)、恵美千鶴子氏(東京国立博物館)

※要申込み
★申込み締切:6月10日(金)必着 / 6月13日(月)より返信

 

 

 

 公開揮毫 

会場:地下1階 屋内広場

講師:髙木聖雨氏(漢字)
日時:2022年6月4日(土)
14:00〜

講師:森上光月氏(かな・朝陽会理事長)
日時:2022年6月12日(日)
14:00〜

講師:藤川翠香氏(かな・朝陽会理事長代行)
日時:2022年6月22日(水)
14:00〜

 

 

 

 

 お客様へのお願い

 新型コロナウイルス感染症の拡大を防止し、お客様に安心して本展をご覧いただくため、以下のご協力をお願いいたします

 ●37.5度以上の発熱や咳などの風邪の症状、息苦しさや強いだるさなどがある方は入館をご遠慮ください
 ●マスクの着用や咳エチケットを遵守してください
 ●入館前に手指消毒等をしてください
 ●観覧券売り場では、一定の間隔を空けてお並びください
 ●展示室内では、他のお客様との距離を空けてお静かにご観覧ください(状況によっては、入場制限等をする場合もあります)

 ※新型コロナウイルス感染拡大の影響で会期や内容が変更になることがあります

 

 

詳細はこちら ▷ 岡山県立美術館