イベント概要

江戸の奇跡・明治の輝き-日本絵画の200年

 

山陽新聞創刊140周年記念・岡山県立美術館開館30周年記念

 

応挙、若冲、蕭白、木米、大観、春草、栖鳳ー いずれ劣らぬ逸品ぞろい。

 鮮やかな色彩やグロテスクな形といった強烈なビジュアルとともに、伊藤若冲や曽我蕭白の名前をテレビや雑誌で目にした方も多いでしょう。彼らの奇想の画家たちが再評価されて久しく、とりわけ近年はかつてない「江戸絵画ブーム」といわれます。さらに昨年は明治元年より一五○年という記念の年として、日本が近代化を進めたとされる「明治時代」にさまざまな角度からスポットが当てられました。
 江戸時代、百花が乱れ咲くように多くの流派がそれぞれに傑作を生み出します。しかしこの江戸の「奇跡」はゼロからの創造ではなく、多くは前時代の作品や、中国・西洋からの舶載画を学習したうえに成り立っています。また、横山大観や菱田春草ら明治時代の日本画家たちが放つ「輝き」も突然ではなく、江戸時代の基礎を引き継いだからこそ成しえた革新によるものではなかったでしょうか。本展では近年話題の江戸・明治の日本絵画をまるごと取り上げ、重要文化財一六件を含む約一八○件を通してこの激動の時代の輪郭を辿ります。
 二○一九年春、岡山で、日本絵画史にきらめく江戸明治二○○年の旅へと皆さまをご案内します。

 

 

<会期>
前期:2019年3月15日(金)~31日(日)
後期:2019年4月2日(火)〜21日(日)

 

<開館時間>
9:00〜17:00

※3月15日(金)は10:00〜17:00、3月29日(金)は19:00まで開館。
入館は閉館の30分前まで。

 

<会場>
岡山県立美術館

 

<主催>
岡山県立美術館、山陽新聞社

 

<特別協賛>
浅野産業株式会社

 

<後援>
岡山県教育委員会、岡山市教育委員会、岡山県郷土文化財団、公益社団法人岡山県文化連盟、RSK山陽放送、OHK岡山放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放、KSB瀬戸内海放送、oniビジョン、倉敷ケーブルテレビ、FM岡山、レディオモモ、FMくらしき

 

 

詳細はこちら ▷ 岡山県立美術館