イベント概要

ユメジスタイル

 

竹久夢二(1884-1934)は人々の日常を彩るデザインを数多く生み出しました。夢二の描く「夢二式美人」は多くの女性たちの憧れとなり、流行を敏感に取り入れデザインされたファッションを真似する人々も現れました。また、夢二自ら東京日本橋に開店した「港屋絵草紙店」では自身がデザインした封筒や千代紙をはじめとする小物を販売しました。大阪に店を構えながら通信販売も行った「柳屋」の存在もあり、夢二のデザインは日本各地の人々の暮らしに浸透し心豊かな生活を提案しました。「暮らしの中にある芸術」を追い求めた夢二の活動はその後、マルチアーテイストの先駆けとしてブックデザイン、イラストカット、楽譜の表紙絵などさまざまな商業美術分野に広がってゆきました。生涯持ち続けたデザインの仕事への情熱は、夢二の画家としてのスタイルに大きく影響しているのです。
本展では生活に彩りを添えた夢二デザインの数々や人々の「暮らし」を描いた肉筆作品をはじめ、夢二がデザインした封筒やポチ袋を成形する前段階にあたる木版画刷りの「刷本」の展示をお楽しみいただきます。
コロナ禍の今、生活の中の美を大切にする「ユメジスタイル」を取り入れて毎日を楽しんでみませんか。

 

 

<会期>
2021年6月8日(火)〜 9月5日(日)

 

<時間>
9:00~17:00(入館は16:30まで)

 

<休館日>
月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)

 

<会場>
夢二郷土美術館 本館

岡山県岡山市中区浜2丁目1-32
086-271-1000

 

<入館料>
大人 800円
中高大学生 400円
小学生 300円

 

 

 

 

 学芸員によるギャラリートーク 
企画展担当学芸員による作品解説です。申込不要。

日時:2021年6月13日(日)14:00~14:20
参加費:無料(※要入館料、ゆめびぃ会員は無料です。)

 

 招き猫絵付け体験 
素焼きの招き猫に絵付けをしてオリジナル作品をつくります。

日程:2021年8月28日(土)14:00~15:00
定員:8名(お申込み受付順)
参加費:1700円(別途入館料要)
講師:虫明比斗子氏(招き猫美術館 学芸員)
お申込み先:下記お問い合わせ先まで

 

 毎月16日はオリジナル夢二絵はがきプレゼント 
6月16日(水)、7月16日(金)、8月17日(火)

2021年限定で、夢二の生誕日である9月16日にちなみ、毎月16日に本館・別館にご来館いただいたお客様全員にオリジナル夢二絵はがきをプレゼント。
夢二生誕135年竹久夢二展の事業の一環です。

 

 

★夏休みこども企画

 【夏休みこどもクイズに挑戦しよう!】 
日時:2021年7月17日(土)~8月31日(火)

 

 【第10回「こども夢二新聞」募集】 
「竹久夢二」「夢二郷土美術館」をテーマとした新聞を募集します。

募集期間:2021年7月17日(土)~9月16日(木)
対象:小学生~高校生
応募方法:A3タテ用紙に自由に新聞を作成。
 
 参加無料「こども夢二新聞」関連イベント 
2021年7月31日(土) 
対象:小学生~高校生までの「こども夢二新聞」に応募してくださる方
※どちらか1つの参加も可能です。詳細はHP(https://yumeji-art-museum.com/)をご覧ください。

【新聞づくり教室】
9:30~11:30
定員:親子8組(お申込み受付順、本人と付添いの方1名まで、お子様のみの参加も可)
講師:山陽新聞記者(予定)
協力:山陽新聞社

【こども記者謎解きバスツアー】
11:45~16:30
定員:親子10組(お申込み受付順、本人と付添いの方1名まで、中学生以下は保護者同伴)
協力:両備バス

 

 

<お問合せ>
夢二郷土美術館 本館 

〒703-8256 岡山市中区浜2-1-32
TEL:086-271-1000
Fax:086-271-1730
E-Mail:yumeji@gaea.ocn.ne.jp

※ご案内の内容は状況によって変更する場合がございます。

 

 

詳細はこちら ▷ 夢二郷土美術館