イベント概要

ミイラと神々-エジプトの来世、メソポタミアの現世-

 

古代オリエントの人々は、自身を取り巻く外界を把握し、また自らの想像力を視覚化・造形化するために「見えない世界」をイメージしました。見えない世界を記した文字記録はその記述システムを理解しなければ、単なる土塊や石に過ぎません。しかし、純粋に視覚へ訴える造形物は、異文化の産物であるにもかかわらず、イメージの世界を直観的に受け止めることができます。

本展では、「見えない世界を見る」をテーマに、古代メソポタミア・イランを例にイメージを形にする現世の技術と、古代エジプトを例に人々がイメージした来世の世界へ誘います。浮かび上がってくるオリエントの現世と来世からは、人々が見えないものにイメージを与え視覚化することで、見えない世界を手懐け、あわよくば支配してしまおうとする、人間の本質を追体験することができるでしょう。

 

 

<会期>
2019年7月13日(土)~9月16日(月・祝)

 

<休館日>
毎週月曜日(7月15日(月・祝)は開館し、翌日休館。8月12日(月・休)、8月13日(火)は開館)

 

<開館時間>
午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)

 

<会場>
岡山市立オリエント美術館

〒700-0814 
岡山県岡山市北区天神町9-31

 

<お問い合わせ>
岡山市立オリエント美術館
TEL : 086-232-3636 
FAX : 086-232-5342
E-MAIL : orient@city.okayama.lg.jp

 

 

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