イベント概要

アートの今・岡山2021「うつわ」

 

「アートの今・岡山」は、岡山における現代美術の「今」の姿を紹介する企画展です。開催14回目となる本展では、暮らしの道具であるとともに最も身近な工芸「うつわ」に注目し、「人」と「うつわ」の関係を改めて見つめなおします。
 「うつわ」は、水にはじまり、米や酒、茶、花など、様々なものを受け入れる存在です。古来より人はそこに美の楽しみを見出し、地域の産業に根ざした技術から生まれた「うつわ」は伝統工芸として受け継がれてきました。用と美を兼ね備える「うつわ」はものづくりの原点とも言えるでしょう。
さらに現代において、「うつわ」は様々なイマジネーションを掻き立てる存在として、自由で多様な表現へと広がってゆきます。雫を受け止める葉っぱ。精神を内包する身体。生命を育む大地。少し視点変えるだけで、身近なモノから宇宙まで「うつわ」に見立てることができるでしょう。
 本展は、岡山ゆかりの現代作家たちによる、工芸から絵画、彫刻、写真、現代表現まで幅広い「うつわ」の世界をご覧いただき、ものづくりの今とこれからについて考える機会となることを目指します。
展覧会という大きな「うつわ」の中で。

 

<期間>
2021年7月27日(火)〜 8月8日(日)

 

<時間>
9:30~17:30
(月曜休館、最終日は16時まで)

 

<会場>
天神山文化プラザ
2階 第3展示室、第4展示室

〒700-0814 
岡山市北区天神町8-54 

 

<料金>
無料

 

<出品作家>
池田誠史 Masafumi Ikeda(絵画)
伊勢﨑競 Kyo Isezaki(工芸:備前焼)
上西竜二 Ryuji Uenishi(絵画)
榎本勝彦Katsuhiko Enomoto(彫刻)
岡本常秀Tsunehide Okamoto(ガラス工芸)
尾上太一 Onoue Taichi(写真)
加藤 萌 Moe Kato(漆工芸)
金谷哲郎 Tetsuro Kanatani(彫刻)
小林泰子 Yasuko Kobayashi(ファイバーアート)
佐藤孝洋 Takahiro Sato(絵画)
しばたゆり Yuri Shibata(彫刻)
古堅幸雄 Yukio Furukata(工芸:白磁)
水川創壤 Sojo Mizukawa(工芸:吉備焼)
森本 仁 Hitoshi Morimoto(工芸)

 

<関連企画>
「アーティスト・トーク・オンライン」
事前収録した出品作家による作品解説を、期間限定で動画配信します。
公開期間(予定):2021年8月1日(日)〜8月8日(日)

 

<巡回開催>
本展は、天神山文化プラザを皮切りに県内2箇所を巡回します。

PORT ART&DESIGN TSUYAMA 
ポートアート&デザイン津山 
会期:2021年11月6日(土)〜11月28日(日) ※火曜休(11/23開館、11/24休館) 
時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
入館無料
https://www.port-tsuyama.com

笠岡市立竹喬美術館 
会期:2021年12月11日(土)~2022年1月10日(月・祝)※月曜休(12/29〜1/3は年末年始休館) 
時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
入館料:一般 500円(20名以上の団体は400円)、高校生以下・65歳以上は無料 
※展覧会図録付き ※同時開催展と共通券となります。
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/

 

<新型コロナウイルス感染症対策について>
本展覧会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止および予防の対策を講じて開催いたします。ご来場の皆様には、マスクの着用と体調管理をお願いします。
(その他個別の対応をお願いする場合があります。)
なお、今後の感染症の拡大状況によっては、開催内容が変更・中止となる可能性があります。ご来館の前には、各館ホームページにて最新の情報をご確認ください。

 

<お問い合わせ>
岡山県天神山文化プラザ
Tel:086-226-5005

 

 

 

 

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