イベント概要

令和5年度特別展「醸す -自然と技術が育んだ岡山のお酒-」

岡山県は知る人ぞ知る酒造りの盛んな土地です。
旭川、吉井川、高梁川の三大河川から流れる豊富な水、温暖な気候によって
育まれるおいしいお米、そして専門的で高い技術を持った酒造りの集団である
備中杜氏の存在。これらが合わさり醸される岡山のお酒は万葉の頃から造られ、
高い評価を得てきました。
本展覧会では、あらためて郷土が誇る酒造りの歴史と文化を探り、
岡山のお酒の魅力をご紹介します。
懐かしのラベルや酒宴を彩った酒器なども展示します。
また、写真撮影可能なエリアも設置します。ぜひご来館ください。

 

 

【展示構成】
第1章 史資料から見る岡山の酒造り
第2章 道具から見る岡山の酒造り
第3章 米と水と杜氏
第4章 暮らしから見る岡山の酒
第5章 岡山ゆかりの酒器

 

 

<会期>
2023年10月20日(金曜日)~12月3日(日曜日)

 

<開館時間>
午前9時30分~午後5時(開会初日のみ午前10時開館)

 

<休館日>
月曜日

 

<入館料>
大人450円、65歳以上220円 【高校生以下 無料】

 

<会場>
岡山県立博物館 2階展示室

 

<主な展示資料>

・指上ケ申一札之事(延宝九年) 矢掛・石井家文書

・六尺桶(大正~昭和初期) 大月邸酒蔵民具館蔵

・きつね(昭和初期) 三宅酒造株式会社蔵

・備中杜氏自醸清酒品評会 最優等カップ 備中杜氏組合蔵

・私立備中清酒醸造学校学則 岡山県記録資料館蔵(初公開)

・陶製樽(室戸台風被災資料) 岡山県立博物館蔵

・備前三角徳利 金重陶陽作 個人蔵
志野さけのみ 北大路魯山人作 個人蔵

 

<関連行事>

記念講演会 「杯の向こうに風土が見える~岡山の米・水・技で醸す地酒の魅力~」

日時 :11月19日(日曜日) 午後1時30分~3時
講師 :岡山県酒造好適米協議会広報アドバイザー 市田 真紀 氏
会場 :岡山県立博物館 講堂
定員 :100名(先着順・事前申込必要)
聴講料:無料(ただし、展示室に入る場合は入館料が必要)
※参加決定についての通知は行いません。当日会場へお越しください。

学芸員による展示解説

日時:11月11日(土曜日)、25日(土曜日)、12月2日(土曜日) 各日午後2時~3時
※事前申込不要

申し込み方法

必要事項(イベント名・氏名・住所・電話番号)を記入し、メールまたはFAXで「特別展イベント担当係」まで申し込む。
メールアドレス:kenhaku@pref.okayama.lg.jp
FAX    :086-272-1150
※最新情報は、当館HPでご確認ください。

 

<問い合わせ>
岡山県立博物館
〒703-8257 岡山市北区後楽園1-5
電話:086-272-1149
Fax:086-272-1150

 

詳細はこちら ▷ 岡山県立博物館