岡山カルチャーゾーンの魅力再発見!
OKAYAMA
CULTURE
SCOPE
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随時展示品を入れ替えながら、都市文明の揺籃地オリエントのシティ・ライフを紹介します。
第1フロアでは、都市の日常生活、都市で華開く技術、都市生活者が感じる不安、都市を成立させる仕組みなど4つトピックを取り上げ、「テキスタイル」「化粧」「アクセサリー」「ヘアスタイル」といった親しみやすいものごとのはじまりを館蔵品から紹介します。
第2フロアでは、都市の始まりから社会の変化とその背景を紹介します。
過去の都市文明とのつながりを感じることができるでしょう。
<開催日>
2024年12月7日(土)〜2025年 6月29日(日)
<時間>
午前9時から午後5時 *入館は午後4時30分まで
<会場>
オリエント美術館
〒700-0814
岡山市北区天神町9-31
<休館日>
毎週月曜日
*月曜日が祝日の場合(1月13日)は開館し、その翌平日(1月14日)が休館日となります。
*年末年始(12月28日ー1月4日)は休館となります。
<入館料>
一般 310円(団体料金 250円)
高大生 210円(団体料金 160円)
小中学生 100円(団体料金 80円)
開催日程、内容が変更になる場合がございます。最新情報を確認のうえ、ご来館ください。
現代のシティ・ライフでは当たり前の物事には、オリエントに起源するものが多くあります。私たちのシティ・ライフの様々な場面のはじまりを、オリエント世界から紹介します。
現代の都市社会を維持するうえで必須な技術の多くはオリエントでその基礎が開発されました。ここでは、パイロテクノロジー(加熱による化学変化を応用する技術)を用いた美術工芸の制作技術や、都市社会を運営する書記技術など、専門技術のはじまりを紹介します。
楔形文字粘土板文書(土地の売買契約文書)
メソポタミア、前2400年頃、粘土、縦7.5cm
オリエントでは、約5000年前に都市が出現し、都市を舞台に最古の文明を育んできました。現代の都市生活の中で、疑問をもつことすらなかった「あたりまえ」のなかに都市で暮らした古代の人々の試行錯誤を垣間見ることができます。
女性像
メソポタミア前、前1-後3世紀、テラコッタ、高10.1cm
都市は人やモノ、情報が際限なくあつまる消費の場です。ここで役に立つのは、オリエントで発明された貨幣(お金)です。遠隔地から集まったモノ同士が結びつき合い、これまで存在しなかったモノが誕生する。都市の持つ創造的な側面は、さらに多くの人やモノを引き付けるのです。
透彫獣形香炉
イラン、9-11世紀、銅合金、高20.9cm
都市住民にとって不安の種となったのは「見えない世界」です。また、狭い空間に人口が密集する都市では上司や主人、顧客、隣人などの人間関係も重要になってきます。キリスト教、イスラーム、仏教を生み出した西アジアから中央アジア地域の人々の心の中を少しだけ、のぞいてみましょう。
足:仏陀
ガンダーラ地方、2-3世紀、片岩、幅35.0cm
<お問合せ>
教育委員会事務局生涯学習部オリエント美術館
〒700-0814 岡山市北区天神町9-31
電話: 086-232-3636
ファクス: 086-232-5342
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詳細はこちら ▷ 岡山市立オリエント美術館